ご存知ですか? 『国際男性デー』

2025.11.15

11月16日は国際男性デーです。また別投稿で紹介します。

10月日本メンズヘルス医学会に参加してまいりました。メンズヘルス医学というとあまり言葉のなじみがないものと思います。私も数年前まで存在を知りませんでした。本学会で中心的に扱っている疾患がLOH症候群(一般的には男性更年期と言った方がよいでしょうか)となります。もちろん前立腺は男性にしかありませんので、前立腺肥大症などの疾患や前立腺がんといったものも話題になります。

男性更年期で問題として取り上げられることが多いのが、『プレゼンティーズム』です。これまたよくわからない言葉ですよね。心身の不調があるなかで出社し、本来のパフォーマンスを発揮できない状態です。前日に大量飲酒し、二日酔いの中出社して1日倦怠感、頭痛などを抱えていると想像していただければ、イメージしやすいでしょうか。男性更年期だけがこのプレゼンティーズムとして問題であるわけではもちろんありません。喘息や胃腸疾患、女性であれば生理も含まれるでしょうし、精神科疾患も含まれています。よく巷で知られた疾患の場合、自分も周囲も納得しやすいため、周囲に相談が比較的しやすいでしょう。しかし男性更年期の場合、認知が進んでいないため、自分でもよくわからない体調不良と考えてしまいます。当院では患者さんの奥さんがインターネットで調べて、男性更年期ではないかと相談されるケースが最も多いと思います。

ということで、男性更年期について取り上げます。

男性更年期の症状

症状は大きく3つに分類されます。身体症状、精神症状、性機能症状です。

身体症状としては、関節症、筋肉痛、疲れやすい、発汗やほてり(ホットフラッシュ)、頻尿です。精神症状としては、イライラ、不安、うつ、不眠、意欲の低下があります。性機能症状としてはEDや性欲の低下が挙げられます。これらが複合的にある場合には男性更年期を疑った方が良いと思います。

治療

治療としては、どうやって男性ホルモンを増やすかということになります。

日常生活の中でできることは運動、睡眠です。筋トレは優秀な治療です。適度な筋トレはおすすめです!イメージとしても筋肉と男性ホルモンが関連しているように思いませんか?(マッチョな男性を見てテストステロンの塊だなーと思ってしまいます。)筋肉が増えると男性ホルモンも増えます。

男性ホルモンは夜間に作られるものですから、睡眠の質が大切です。しっかりと睡眠時間を確保しましょう。飲酒は睡眠の質を下げることにつながることがありますので、おすすめしません。飲酒は寝入りには効果があると思いますが、結局、質の悪い睡眠となってしまい、逆効果になってしまいます。

病院では男性ホルモンの補充を行います。注射と塗り薬があります。これらは医師と相談して決めていきましょう。

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