3月8日は『国際女性デー』

2026.03.04

国際女性デーは女性の権利、政治、経済分野への参加を推進していくために国連によって制定された記念日です。イタリアでは黄色いミモザの花を贈り、黄色を基調とした料理やお菓子が作られます。ルーマニアでは様々な女性に感謝の気持ちを示し、贈り物をする。など様々な習慣があります。休日になっている国もあれば、女性だけ休日の国もあるようです。(男性だけ休日もあるのでしょうか?他人の休日ってうらやましいですよね)

当院は泌尿器科ですから、女性の健康に関わっております。女性で特に多いのが腹圧性尿失禁です。咳やクシャミ、笑ったとき、なわとびのときにおしっこがちょっと漏れるというものです。産後にも出現することが多くあり、幅広い年代に認められる疾患です。

腹圧性尿失禁の原因は骨盤を下から支えている骨盤底筋がゆるんでしまうことがキーポイントです。骨盤底筋がゆるんでしまうと膀胱をうまく支持できなくなります。そんな状態だと腹圧がかかると膀胱頚部が開いて、おしっこが漏れてしまいます。

お薬ももちろんあるのですが、まずやってみるべきなのは骨盤底筋体操です。

筋トレです!と言ってもそこまでハードなものではありません。この骨盤底筋体操はみなさんもどこかで耳にあるいは目にしたことがあるかもしれませんね。いろんなやり方もあります。自分に合ったものを継続することが大切です。一つ紹介させていただきます。

  • 仰向けになり、両足を肩幅に開いて、両膝を軽く立てます
  • 尿道・肛門・膣をきゅっと締めたり、緩めたりを2-3回繰り返します。
  • ゆっくりぎゅっと締め、3秒そのまま。その後3秒かけてゆっくり緩めます。これを2-3回繰り返します。

これらを1セットとして、1日の中で10セットやりましょう。

締める感じが分かるようになったら、いろんな態勢でやりましょう。椅子に座ってテレビを見ながら、台所で料理をしながら、仕事の合間に。日常生活のちょっとした隙間時間に意識をしておくことが継続のポイントです。

腹圧性尿失禁は出産・加齢のほかに、肥満や便秘なども誘因になります。食生活にも注意をしましょう。

骨盤底筋体操は地味なトレーニングです。効果が表れるまで三週間~八か月と言われています。毎日欠かさず行うことが大切です。さらに筋肉の衰えは加齢とともに進行します。一旦症状が改善してもやめてはいけません。発症して間もない腹圧性尿失禁なら効果が十分に期待できます。あきらめずにトライしましょう。

尿失禁予防を目的として考案された体操ですが、子宮や膀胱が外陰部から飛び出してくる骨盤内臓器脱と呼ばれる疾患の予防にもなります。

また海外では体操を継続することで女性の性的な満足度も改善したという報告もあります。

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