精液検査の測定機械(SQA-iO最新型)が導入されました。
2025.07.26
精液検査は採取から検査までの時間が命とされております。
当院ではこれまで精液検査は外注で施行しておりました。そのため精液を患者様が採取し、病院(三次市)で提出してもらい、実際の検査は福山市で行うというものでした。少なくとも2時間場合によっては4時間以上経過したものを検査に回しているという状況でした。そのため、検査でわかるのは生きているか死んでいるかわからない精子の数、pH、精液量くらいのものでした。

検査機械を院内に設置することで、精子の運動性能、奇形率、SMIまで測定が可能となりました。精度としては不妊専門外来を持っている病院と同レベルとなります。

精液検査は健康な方が基本となりますので、自費の扱いになります。
院内に精採室はありませんので、ご自宅などで自慰行為(マスターベーション)で採取してください。
精液採取の注意点:2-4日程度禁欲した状態での全量採取をお願いします。結果が出るまで30分程度を要します。診療時間内に提出はしてください。
費用:7000円
自費初診:3000円
自費再診:1500円